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運転中ステアリングの次に触れる機会の多いのがシフトノブ。
ギアチェンジのたびに操作するシフトノブはその形状、握り心地などちょっとこだわってみたいところです。シフトノブは素材、形状、サイズによってその操作感は様々です。また、エンブレムが埋め込まれたタイプなどクルマ好きなら誰もがちょっと
心動かされてしまうパーツではないでしょうか。
難しそうに思えるシフトノブ交換も実際にやってみると意外と簡単なもの。コツをつかんでぜひチャレンジしてみてください。
撮影はアルファGTVにて行ってますが、基本的な工程はAlfa、Fiat、Lancia等同様です。
※一部リバースロック車でシフトノブ本体を下に押し下げてロック解除する車種の場合、シフトノブ交換不可能な場合があります。 |
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まずはノーマルシフトノブの取り 外しから。
イタリア車のほとんどのシフトノブ はシフトレバーに上から差し込まて固定されています。多くの国 産車等のようにネジが切ってある
タイプではないため、外そうとし て???となった方も多いのでは ないでしょうか。
1. まず、ノーマルシフトノブを強く 左右にひねります。 |
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2. ひねっている内に少しずつ左
右の遊びが大きくなってくるはず です。始めは1mm程度の遊び が、2mm、3mmと大きくなってき たらそのままひねりながらまっす
ぐ上に引き抜く力を加えてくださ い。
3. 意外なほどあっけなく抜けるク ルマもあれば悲しいほど硬い場 合もあります。クルマの個体差に よりますが、基本的にはこの方法
で引き抜きます。
※V6モデルの場合は細かな縦溝でかみ合っています。じわじわと 力を加えるよりは一気に力を加え た方が外れやすく、また、左右に
大きくねじりながら引き抜いてくだ さい。
Alfa Romeo V6系各車、クーペフ ィアットの一部モデル等リバース ロックタイプの場合、リバースロッ クに対応するシフトノブをお勧めし
ます。
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4. シフトノブが抜けたら次は取り
付けです。スパルコ他アフターパ ーツのシフトノブの取り付けはシ フトレバーに対し垂直方向、円周 上からイモネジを使い締め込んで
固定します。
5. 円周上,3箇所から締め込むタ イプの場合、それぞれのイモネジ を平均的に締め込んでください。 締め込み方に偏りがあるとネジカ
バーが取り付けられなかったり、 緩みの原因にもなります。 |
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6.完成です。 走行中のネジの緩み等とても危
険です。必要に応じネジロック剤 等の使用をお勧めします。
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アルミ球形タイプなど、シフトノブが短めのものを選んだ場合、シフトノブとシフトブーツの隙間が開いてし
まうことがあります。 隙間から見えるシフトレバーはただの鉄の棒。ちょっと情けないものがあります。
そこでちょっとした一工夫してみましょう。用意するのは直径16mm程のステンレスパイプ。 肉厚の薄い、内径15mmのものがベストです。東急ハンズやドイト等、大きめのホームセンターで手に入るはずです。
用意したステンレスパイプを適当な長さ(シフトレバーが隠れる、4〜5センチ程)にカットし、シフトノブに被せるだけ。ガタつきが出る場合はシフトレバーにビニールテープ等を巻き、固定してくださ
い。 あとはシフトノブを装着するだけです。ステンレスの質感が、シフト廻りをグッと引き締めてくれます。
さあ、それではさっそくシフトノブを選んでください!
こちらでご覧いただけます。 |
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