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オシャレは足元から―アルミペダルの取り付け―
 アクセル、ブレーキ、クラッチ ― クルマを動かすとても大切な要素です。
 そんな部分だからこそ踏み心地にこだわってみませんか?今一つしっくりこないポジションや、滑りやすさの解消他、アルミペダルの硬質な踏み応えはクルマの印象を意外なほど変えてくれるかもしれません。もちろん、ドアを開けた時、目に飛び込んでくるやる気充分の雰囲気も忘れてはいけないポイントです。
 今回の作業は、電動ドリルを使用します。充電式等のものですとトルクが弱く穴あけが難しいと思われます。 また、今回取り付けたノヴィテック アルミペダルの場合、穴径は4mmとなります。 その他、スパルコ等は6mm穴のものもございます。
   


アルミペダル取り付け
 ノーマル状態です。 ゴムのカバーが傷んだり、外れか けていませんか? なんとなく疲れた気分のノーマル 状態です。

  クラッチ、ブレーキのゴムカバーは裏 側からめくるようにして取り外し、金属 のプレート面を露出させます。 アクセルは最近のフィアット、アルフ ァ、ランチアそれぞれプラスティック製 のプレートです。


  アルミペダルの裏側に両面テー プなどを装着し、取り付け位置の 確認をします。

 ペダルを正面から見て、真っ直ぐ になる位置に仮固定して下さい。
※クラッチは、いっぱいに踏みこん だ際、フロアに干渉しないよう慎 重に位置決めをして下さい。

  穴位置をマーキングします。 マーカーペンなどを使用するとイ ンクが流れ、正確な中心点を把 握できなくなりますので注意して 下さい。 修正ペン等、先細のペンが便利 です。

  マークできました。 ノヴィテックペダルの場合、ネジ径は 約4mmとなります。穴がペダルの淵に かからないよう確認して下さい。 145、156等ノーマルペダル幅が狭い 為特に注意が必要です。

 穴あけです。 マーキングしたポイントを外さない よう注意して下さい。
作業中はペダル側にも手を添え てペダルが動かぬように作業して 下さい。ペダルが動いてしまうと 穴が開いた際、ドリルの刃が折れ ることがあります。

  まずは、マーキングした片側のみ 穴開けして下さい。 こちらの穴を基準として最終的な ペダル位置を決めます。

  付属のボルト、ナットを使用し、片 側のみ固定して下さい。固定できましたらその段階でもう 一度ペダルをじっくり正面から見て、傾きなどを修正して下さい。
微妙な傾きも全ペダルを取り付け た際には意外なほど気になったり するものです。

 位置が決まりました! 慎重にもう片方の穴あけです。
アルミペダルの取り付け穴をガイド に、真っ直ぐドリルを立てて下さい。 ドリルが真っ直ぐに入らないと穴位置が微妙にずれます。 じっくりと作業して下さい。 クラッチ、ブレーキの2点、同じ作業です。

 45(初期型を除く)、155、156 GTV/spider各車アクセルペダル はプラスティック製で、簡単に取り 外せます。ペダル上部を手前に倒 すように引きます。
下部を支点に手前に倒れてきた ら、右、または左(クルマにより異 なります)にスライドさせ、ペダル を支柱から取り外します。

  アクセルは外したプラスティック製ペダルに直接取り付けます。 アクセルも、踏みこんだ際、フロア に干渉しないよう慎重に位置決めを行ってください。
アルミペダルの 取り付け穴をガイドにプラスティッ ク面に穴開けをします。ペダル表 面が凸凹しているためドリルの刃 が暴れないよう注意して下さい。

 ボルト留めです。2本ボルト留めします。
ペダル取り付けの位置によってどちらか片方のボルトがアクセルの 支柱に干渉することがあります。 もし干渉してしまったら→次へ

  短めのボルトを使用するか、長い部 分を切り(削り)落して下さい。 ボルト留めできましたらアクセルを元 に戻してください。

 完成しました!
アルミペダルのシャープな雰囲気が足元を引き締めてくれます。 カチッとした踏み応えはいつものコーナーもちょっとだけ速くなります。

※今回の作業は、ドリルを使用します。狭い場所での作業となりますので慎重に作業を進めてください。ドリルの刃先で思わぬ怪我をすることがあります。また、穴開けの際の削りカスは意外なほど鋭利です。充分に注意して下さい。
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