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*目指せツライチ! スペーサー装着にチャレンジ
 
 いつ見ても、やっぱりいいねぇ。なんて愛車をシゲシゲと眺めるひととき。ナナメ前から、この角度がいいんだよ。やっぱり後姿でしょ。 クルマの周りを飽きることなくグルグルと。

 クルマ好きの皆さんなら、きっとそんな経験、あるはずです。で、ある時ふと思いませんか?いいんだけど、でもちょっとこのタイヤ、入りすぎだよね。あとちょっと、外に出るといいのに。って。

 と思ったら最後、もう気になって気になって……。それは精神衛生上よろしくありません。さっそくバンッと出しちゃいましょう。ほら、なんだか強くなったみたい。というわけで今回はスペーサー装着にチャレンジです。
   





 
 

 スペーサー取り付け、というとなにやら大変な作業(?)と思いがちですが、実はとってもカンタンです。タイヤを外して、スペーサーを入れ、タイヤを戻すだけ。ほらね。

 というわけで、今日の作業、コレにて終了! なんてワケありません。まずは作業の準備から。最低限必要なものはジャッキです。最近のクルマの中には、スペアタイヤの代わりにパンク修理材だけというものも見られます。そういったクルマには当然、ジャッキも積載されていませんから、まずはジャッキをご用意ください。あとは軍手、タコ糸、ガムテープ、定規といったところでしょうか。

 さあ、それではいよいよ作業開始!のその前に、とっても大事なことをお忘れじゃないでしょうか。そうです、スペーサーのサイズです。せっかく入れてはみたけれど、ジャッキダウンしてみればさあ大変!ハミだしてます!はたまたこれじゃ全然オトナしすぎるよ、もうちょっとイケるのに。なんてことにならないよう、事前チェックが肝心です。

 フェンダーアーチのトップ部分から、オモリをつけたタコ糸を垂らし、タイヤとフェンダーの位置関係を把握しましょう。今回作業したYの場合、車高ノーマルでフェンダートップとタイヤショルダー部の差はおよそ45mm。これはフロント、リアともにほぼ同じ数値でした。もちろん車種によってボディ形状は異なります。特にボディ下半分が絞られた形状の場合など、フェンダートップ部分だけでサイズを判断すると、思った以上にハミ出して見えるという場合もあります。

 というわけで、今回このYには、20mmスペーサーをチョイスしました。果たして結末やいかに!




 
 スペーサーは20mmに決定。となればもうひとつ、ボルトも用意しなくては。まずはノーマルボルトのサイズを確認しましょう。このボルト、意外と短いんでちょっとビックリするかもしれません。ちなみにYの場合、ネジ溝が刻んである部分(いわゆる首下と表現される部分)のサイズは23mm。このサイズを基準に、スペーサーの厚み20mmをプラスすると厳密には43mmとなりますが、今回はロングボルト首下40mmタイプをチョイスしました。

 ノーマルに比べ、3mmほど足りなくなりますが、標準時のネジの入り具合が15mmほどでしたので問題なしと判断してのチョイスです。このボルト長ですが、車種によっては長すぎるとハブの底に当たってしまったり、内部のABSセンサーなどに干渉してしまう可能性もあります。とにかくまずはノーマルボルト長の把握を慎重に。



 
 さあ、あとはジャッキアップしてタイヤを外し、スペーサーをピシッと入れるだけ。何も難しいことはありません。 ゴミなどの噛み込みに注意して、はめ込めば完了です。

 ハブの中心部、リング状に立ち上がっている部分、いわゆるハブセンターですが、この径は本来であれば、スペーサー裏の径とジャストフィットして、気持ちよいくらいスパッとおさまるはずです。しかし経年のためハブセンター部にサビなどが見られる場合、なかなかはまりにくいこともあります。そんな時は浮いたサビや汚れをしっかりと落としてください。



 さあ、ワクワクしてきました。ボルトをしっかり締め込み、ジャッキをおろせば完成です。

 ジャーン!! どうでしょう、なんだかいい感じじゃないですか。なんだかちょっと「ヤル気」が溢れてます。
 



 
 
 
 それぞれ左側が装着前。右側が装着後です。いいです、これ。グンッと踏ん張りの効いた力強さがでてきました。欲を言えばあともうちょっと、な感もなきにしもあらずですが、ボディの下部の絞り込みが比較的きついため、フェンダーの頂点でタイヤのツラを合わせてしまうと、タイヤ下半分がかなり出てしまいそうです。

 
 
 
 



 
 最後にステアリングを左右にフルロックまで切り込み、インナーフェンダー等への干渉がないかどうか、しっかりと確認してください。今回のサンプル車は、ノーマル車高でのスペーサー装着でしたから、そのあたりもまったく問題ありませんでした。

 たとえば車高を落としたり、ホイール変更などによりオフセット値が変わっていると、場合によってはインナーフェンダーに干渉する可能性も出てきます。また平常時の目視ではしたものと、実際の走行時、サスペンションのストロークによって干渉する可能性もゼロとは言い切れません。クリアランスが心配な場合、装着後いきなりの激しい走行は避け、状況を把握してください。

それではもう一度、ボルトの締め付けをしっかり確認して、作業終了です。



 お疲れさまでした。作業完了です。
どうでしたか?思い描いた姿に変身できたでしょうか。

 なんだかさっきまでとは違い、一回り成長したその頼もしい姿、ついつい嬉しくなってしまいます。

 おっと、誰ですか、車高落としたくなるねぇ、なんていってるのは……。

 それ、 泥沼です。

Do It Yourself コーナーでは「こんなことをやってほしい」、「これを付けてみて!」等々、皆様からのリクエストをお待ちしております。    Do It Yourself リクエスト





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