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408ページ/伊語/英語
イタリアの自動車業界において、カロッツェリアがどれほど大きな存在か、イタリア車を愛する皆さんならもちろんご存知のことと思います。特に1900年代初頭、自動車の黎明期から大量生産時代を迎える1960年代後半まで、彼らの果たした役割は計り知れないほど大きなものです。
今回ご紹介するこちらは、そのカロッツェリアに焦点をあて、デザイン的な側面からイタリアの自動車史をまとめたものです。収録されたカロッツェリア、並べてみましょう。Ala d'Oro, Allemano, Balbo, Bertone, Boano, Boneschi, Brianza, CA.SA.RO., Canta, Caprera, Castagna, Colli, Coggiola, Coriasco, Ellena, Eurostyle, Faina, Fantuzzi, Filacchione, Fissore, Fona, Fontana, Francis Lombardi, Frua, Garavini, Ghia, I.D.E.A., ItalDesign, Lotti, Maggiora, Mantelli, Marazzi, Mazzanti, Meteor, Michelotti, Monterosa, Montescani, Monviso, Morelli, Moretti, Motto, OSI, Ostuni, Pininfarina, Riva, Savio, Sala, Scaglietti, Scioneri, Siata, Sibona, Sports Cars, Stabilimenti Farina, Touring, Vignale, Viotti, Zagato.今もその名を残すいわゆるメジャーどころはもちろんのこと、戦前のイタリアには星の数ほどカロッツェリアが存在した、という言葉が決して大げさではないことを物語る一冊です。 |